マイホームの購入を考えたとき、新築物件にこだわってしまうとその予算との関係で、結果として郊外のベッドタウンへ一戸建てを買い、通勤時間には目をつぶる選択をせざるを得ない方が多いようです。
しかし、そのような場合に、比較的安価な中古一戸建てを購入し、建物をリノベーションして利用する方法が有効な手段となります。
中古一戸建てをリノベーション:メリットとは
リノベーションとは、新しい空間に改修する意味合いを持ちます。
間取りを変えたり、内装や配管なども最初から作りかえたりするような大規模な改修作業はリノベーションに該当します。
そんなリノベーションする最大のメリットはなんといっても、物件そのものの購入費用の安さです。
誰も住んでいない空き家が建っている土地は、建物を壊して更地にする費用が買い主負担になる代わりに価格が安く設定されているケースがほとんどです。
しかし、古民家とはいえども、まだまだ住める建物も存在します。
木造住宅の耐用年数(法定)は22年ですので、築20年以上の木造物件は古民家とみなされますが、これは減価償却費の計算上で22年後には価値が0円となるだけであり、メンテナンス次第で長く住むことも可能です。
新築物件に比べると、中古物件はそれなりにあるため、築浅の物件を購入し、建物をフルリノベーションすることで思わぬ立地にマイホームを構えるのは夢ではなくなります。
中古一戸建てをリノベーション:費用とデメリットについて
リノベーション費用は、広さと改修内容、設備や地域などによって上下するものです。
おおよその費用としては、床面積30坪(約100㎡)で1,000万円から1,500万円程度でしょう。
なお、中古一戸建てをリノベーション前提で購入する場合、デメリットもあります。
それは、建物の傷み具合によって、想定外の費用が掛かる可能性があることです。
たとえば、建物の基礎が痛んでいれば修繕が必須で、その分の費用がかさみます。
また、新築では定められる瑕疵担保責任(雨漏りの修繕など)についても、中古物件では期間が短くなることも注意しなければなりません。
まとめ
費用を安く抑えることができ、掘り出し物に出会える可能性が大きいのが中古一戸建てです。
その中古一戸建てをリノベーションして住む方法も有効ですが、理想的なリノベーションをするには費用がかさむ場合や、建物の痛み具合で想定外の費用負担となる場合があることも、頭に入れておくべきでしょう。
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