中古マンションの購入を検討する際には、物件のどのようなところを注意して見れば良いのでしょうか？
販売価格や間取り、周辺の環境などはもちろんですが、中古マンションならではのチェックポイントがあります。
今回は、中古マンション選びに重要なポイントとなる耐震基準・管理・修繕積立金を解説するので、ぜひ購入する際の参考にしてください。
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中古マンション選びのポイントである建物の耐震基準
マンション選びで注意するポイントの一つが耐震基準で、地震の揺れに対して建物が倒壊・崩壊せずに耐えられる性能が、建築基準法で定められています。
基準には新と旧があり、新耐震基準は1981年に改正された建築基準法の基準を満たしているものであり、それまで施行されていた基準で建てられているものが旧耐震基準です。
中古マンションのなかには、旧耐震基準の時代に建てられているものも少なからずあります。
住居は家族の命を守り、快適な生活を送るための重要なものなので、どのような基準で建てられているのかを十分に理解しておかなければなりません。
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中古マンション選びのポイントであるマンション管理
マンション管理もマンション選びで注意するポイントの一つです。
中古マンションに限らず分譲マンションでは、各住戸の区分所有者全員で組織した組合が、共用部分の維持管理にあたるよう定められています。
共用部分であるエントランスやエレベーターホールの劣化具合をチェックすれば、修繕計画がしっかりとされているかどうか判断ができます。
また、ゴミ置き場や自転車置き場の使い方が悪ければ、住民のモラルが低下していたり、管理会社の体制が機能していない可能性もあり注意が必要です。
マンションの整備状態が良好ならば、マンションとしての資産価値が高く維持されるのにつながります。
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中古マンション選びのポイントである修繕積立金とは
マンション選びには、修繕積立金についても注意しなければなりません。
修繕積立金とは、建物の診断や修繕工事をするための費用であり、マンションの所有者から毎月決まった金額を徴収して将来的な大規模修繕工事に備えるものです。
快適に長く住み続けるために欠かせない費用ですが、少ない金額しか積み立てていない物件も数多くあります。
積立金額は安ければ安いほどいいと考えてしまいますが、将来的な物件のメンテナンスに使われるための大切な資金なので、安すぎず適正値を計画的に積み立てていかなければなりません。
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まとめ
中古マンションを購入する際の重要なポイントは、耐震と管理、そして修繕積立金です。
災害に耐えられ、メンテナンスが行き届き、修繕費用もしっかりと計画された物件であれば安心して日常生活が送れます。
中古物件ならではポイントを十分に理解して、満足できるマンションを購入するようにしましょう。
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