購入したマンションのスケルトンリフォームは可能なのか、費用はどれくらいかかるのか、といった疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
今回はマイホーム購入後、リフォーム・リノベーション検討している方に向けて、中古マンションのスケルトンリフォームの可否や工事相場についてご紹介します。
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中古マンションのスケルトンリフォームは可能？
スケルトンリフォームとは部屋同士を仕切る壁を解体して、マンションの構造躯体や必要な枠組みだけの状態にしておこなう大規模なリフォームです。
壁式構造の場合は構造壁の撤去や移動ができないなど、一部制限がある物件もありますが、中古マンションでもスケルトンリフォームは基本的には可能です。
ただし、それぞれのマンションには管理規約があり、リフォーム可能な部分や使用建材が指定されている場合も多いので、よく確認する必要があるでしょう。
また、マンションには個人が所有する「専有部分」と、住民の全員で共有する「共用部分」とがあります。
個人がリフォームして良いのは専有部分のみで、共用部分の勝手な工事は禁止されています。
部屋の一部と思われがちですが、玄関ドアや窓、バルコニーは共用部分にあたり、変更不可なので注意しましょう。
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中古マンションをスケルトンリフォームするメリット・デメリット
メリットは、間取りや内装デザイン、設備機器の自由度が高い点です。
スケルトンリフォームでは、一度骨組みだけの状態まで解体するので、生活スタイルに合わせて空間をデザインできます。
キッチンの位置を移動させて家事動線を良くしたり、ウォークインクローゼットにして収納を多くしたりするのも可能です。
デメリットは、一般的なリフォームよりも大規模な工事になるため、一度にかかる金額が大きくなる点です。
また、工期も長くかかるため、すでに住んでいるマンションの工事をおこなう場合は、仮住まいを探す必要があります。
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中古マンションのスケルトンリフォームにかかる費用
リフォーム費用は物件の広さや、何をどこまで直すかによって、大きく変わります。
あくまで参考程度ですが、マンションの場合は平米（㎡）単価で10～15万円程度が一般的な相場です。
工事総額として500～1,000万円ほどかかると考えておいたほうが良いでしょう。
リフォーム費用を抑えるコツとしては、補助金や減税制度を利用する方法があります。
ある一定の基準を満たす工事に対して出る補助金や、地方自治体で独自におこなっている補助金など、さまざまな種類があるので、一度調べてみるのがおすすめです。
また、自由度が高い分、あれもこれもとこだわってしまえば金額はその分大きくなります。
費用を抑えるためには、優先順位を明確にし、こだわる点と妥協できる点を見極めて工事内容を決めていくのが大切です。
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まとめ
中古マンションでも構造躯体や必要な枠組みだけの状態にしておこなうスケルトンリフォームは可能です。
既存の間取りや設備を一新して、新しい空間作りをおこなえるのがメリットであり、デメリットは費用が高くなりがちな点と言えます。
ご自身の予算に合わせて、無理のないリフォームプランを立てましょう。
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