家を購入する際には、年収が予算や住宅ローンの目安となります。
それでは、3,000万円以下の新築一戸建てを購入するには、いくらぐらいあれば良いとされているのでしょうか。
今回は、無理なく買うためのポイントについても合わせてご紹介します。
新築一戸建ての購入に必要な年収① 月々の返済額を考える
家を購入する際には、ほとんどの人が頭金にプラスして、住宅ローンを利用することになります。
借入可能な金額だけで考えれば、条件によっては年収300万円でもローンで3,000万円を借りて、住宅を買うことは可能です。
しかし、その場合は毎月住宅ローンの返済にかかる負担が大きくなり、日々の生活費に使えるお金が、極端に少なくなってしまいます。
そのため、頭金を増やすなどして、ローンの借入額を減らす方が現実的です。
新築一戸建ての購入に必要な年収② 生活費とのバランスを考える
住宅のための費用は、余裕を持って準備することが前提です。
たとえば、手元に持っている預金をすべて頭金に使ってしまえば、病気やケガで入院をしたときなど、万一のときに備えることができなくなります。
また、住宅ローンの借入可能額と、適正な借入金額は異なるため、無理のない範囲で返済できる金額に設定しましょう。
ギリギリ返済できる金額に設定してしまうと、転職や子どもの進学などで毎月の支出バランスが変わった際に、返済が滞ってしまう可能性があります。
新築一戸建ての購入に必要な年収③ 無理なく購入できる年収の目安
住宅ローンの借入可能額は年収によっておおよその金額が決まりますが、年間返済額の目安は、年収の20%以下がよいとされています。
35年ローンで頭金を500万円にした場合、年収ごとに購入できる物件の価格の目安は
・400万円……2,000万円
・500万円……2,500万円
・600万円……3,000万円
となります。
希望の予算に届かないという場合は、親からの資金援助を検討したり、夫婦共働きにしてローンを組み直す、という選択肢もあります。
まとめ
新築一戸建ては、価格が3,000万円だとしたら、600万円程度の年収が必要になります。
住宅ローンは長く払っていくものですので、資金計画について十分に検討した上で、家を購入することをおすすめします。
また、同じ年収でも家族構成など、その家ごとの状況によっても資金計画は大きく変わってくるでしょう。
あくまで無理せず支払いできる価格をベースに考えたうえで、理想の家づくりを検討してみてください。
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