これから新築一戸建てを購入する方の中には、その購入費用について気になる方も多いのではないでしょうか。
最初にいくらのお金が必要かといえば、それは頭金によります。
今回は、頭金とは一体何なのか、新築一戸建てを買う際に知っておくべき頭金のポイントをご紹介します。
新築一戸建て購入時の頭金について① 頭金とは
新築一戸建てを購入する場合、住宅ローンを組むことが多いですが、購入価格のすべてをローンで支払うケースは珍しいです。
多くの方は、まず自身で貯金をして準備した頭金を支払い、残りはローンを組むことになるのではないでしょうか。
したがって、頭金が多ければ多いほど、住宅ローンの額を減らせるというメリットがあるのです。
頭金が多ければローンの支払額を軽減し、返済期間も短くできて利息も抑えられるため、総支払額も少なくなります。
また、ローンで借りられる金額には制限があるため、頭金が多い方がより高額な物件を入手でき、選択肢が増えることもメリットでしょう。
新築一戸建て購入時の頭金について② いくら必要？
一般的な頭金の平均額は、物件の購入価格の1割から2割程度が多いでしょう。
いくら必要かはそれぞれの考え方によるのですが、最低でも物件価格の1割程度のお金を貯金しておくと安心ですよ。
ただし、最近は物件価格の全額を融資してくれるローンもあり、この場合は最初にお金を支払う必要はありません。
新築一戸建て購入時の頭金について③ 注意点はある？
新築一戸建てを買う場合には、ローンの手数料や保証料といった諸経費がかかります。
これを住宅ローンに組み込めるかどうかを、前もって金融機関に確認しましょう。
組み込んでもらえないならば、自身の貯金を崩して支払わなければいけません。
また、家を買った後にも生活をしなければいけないため、貯金を使いすぎるのはやめておくべきでしょう。
今後、さまざまな突発的な出費があることを考慮して、ある程度の貯金は常に残しておいてくださいね。
あくまでも生活に影響の与えない範囲のお金を、住宅購入に用いましょう。
以上のことから100万円以上のお金を事前に貯金しておかないと、新築一戸建ての購入で苦労するかもしれません。
まとめ
新築一戸建て購入のための頭金は、一般的に物件価格の1割から2割程度とされているため、それを目安に貯金をしておきましょう。
頭金には住宅ローンを減らせるというメリットがあり、選べる物件の種類も増えるでしょう。
ただし、貯金を使いすぎるのは今後の生活に支障が出る可能性が高いため、やめましょう。
お家を建てる際はまずは頭金を貯め、その後でどの程度住宅ローンを利用するのか検討してくださいね。
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