茅ヶ崎といえば、海も緑も楽しめる自然豊かなまちとして有名です。
この地で明治5年に創業した熊澤酒造は、「よっぱらいは日本を豊かにする」という社是のもと、150年にわたって日本酒を造り続けてきた由緒ある酒蔵です。
酒を飲み交わし、何かを生み出す地域文化の中心でありたいという考えから、単なる酒造メーカーとしてではなく、敷地内の古民家や蔵をリノベーションしたカフェやレストランなどの運営にも力を入れています。
今回は、そんな熊澤酒造が食・ものづくり・農業・自然・子育てなど、地域に大切なモノやコトを守るために取り組んでいる様々なプロジェクトをご紹介します。
茅ヶ崎の熊澤酒造の取り組み1:地元農家とのプロジェクト
「熊澤酒造のある茅ヶ崎そのものの魅力を地域一丸となって発信していきたい」という考えから始まったプロジェクトです。
地域で育てた野菜や果物から作ったお酒やビールの開発や、地元の養豚農家と共同で作ったソーセージなど、自社での酒造りだけに留まらない様々な商品を生み出しています。
これらは、敷地内のレストランやカフェでも提供されています。
また、モキチグリーンマーケットと呼ばれるマルシェを定期的に開いており、地元茅ヶ崎でとれた季節の無農薬野菜を販売しており、開催日は多くの人でにぎわっています。
茅ヶ崎の熊澤酒造の取り組み2:学び・教育プロジェクト
2018年、熊澤酒造の蔵の裏山に、地域の子どもたちを預かる「ちがさき・もあな保育園」を開園しました。
「地域で育てる森のようちえん」をコンセプトに、茅ヶ崎ではたらき、暮らす人たちのためにできた、地域に根差した企業主体型の保育園です。
この保育園で大切にしているのは、子どもの「生きる力」を育み、みまもること。
茅ヶ崎の豊かな自然の中で、子どもたちが自ら育とうとする環境をつくり、地域の大人みんなで「みまもる」ことを大事にしています。
茅ヶ崎の熊澤酒造の取り組み3:歴史をつなぐプロジェクト
「古くから受け継がれたモノやコトを、形ながら現代に伝え、未来に残していきたい」と考える熊澤酒造。
古民家をリノベーションして酒造の敷地内でカフェやレストランとして活用したり、古い倉庫をギャラリーにリニューアルしたりといった取り組みを行っています。
こうして時間をかけて歴史を紡ぎ、やがて文化として財産になるよう築いていくことを目指しているのです。
まとめ
熊澤酒造は酒造りだけではなく、「地元の食に触れる・子どもを地域でみまもる・歴史を紡ぐ」といった思いを軸に、茅ヶ崎に貢献するためのたくさんのプロジェクトに挑戦しています。
豊かな自然の中でのびのびと暮らす土壌が整った茅ヶ崎は、洗練された都会とはまた違った暮らしを送ることができるでしょう。
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