勾配天井の物件
同じ広さの部屋でも上に空間ができるだけで広く感じます。
勾配天井は、高い位置に窓を付けることができるので、部屋をより一層明るくできます。周りのお家の影響で明るさを確保しにくい平屋の家なんかでも家の中に光を入れられるのでおススメです。
高い位置に窓を付けることによって、通気が良くなりお家の中を常に新しい空気を循環させることができます。
夏は、暑い空気が上に抜けるので涼しく快適に過ごすことができます。
デメリットはあるの?
メリットが多いほど気になるのはデメリットの部分ですよね。
そんなデメリットがあるのか…。天井が高いので気になってくるのは、照明器具の取り換えや、掃除の部分が浮かんできます。
やはり取り換えや掃除は大変なようです。
LED照明が主流になってきているので頻繁に電球が切れる事はありませんが、照明の位置が高い場合が多いので電球の取り替えの際はよく注意しながら交換するか、家を建ててもらった工務店に依頼する必要があります。
また、梁などが出ている場合は梁の上にホコリが溜まる事もあるので、ホコリが溜まりにくいように空気を頻繁に動かすか、ホコリが溜まらないようにマメに梁の掃除をしておきたいです。
勾配天井は平天井と比べるとお金がかかります。
建設計画の際は、コスト面も充分に工務店の方と相談するのをおすすめします。
勾配天井は、部屋によって向き不向きもあるようです。
寝室や子供部屋を勾配天井にされる方もいますが、天井が高くて良かったと思うのは最初だけという方がほとんどです。狭い部屋での勾配天井は、かえって圧迫感を感じることも…。
お家のバランスを考えながら、勾配天井を取り入れてお家の表情を豊かにしたいですね。
ご検討の際は、充分にご相談されてみてはいかがでしょうか。