新築住宅を建てる際やご購入の際には、玄関まわりの設備も整えておきたいものです。今回は、玄関まわりにある安心な設備をご案内します。
安心なセキュリティーキー
電気鍵
電気錠とは、リモコンやカード、暗証番号などによってカギを開錠する機能があるカギです。カギを取り出す必要がないタイプもあり、子どもでも簡単に操作することができます。
オートロック機能がついているものの場合は、カギを閉め忘れたときも施錠してくれるため安心です。
ディンプルキー
ディンプルキーとは、従来のギザギザ形状ではなく、丸みがあり、表面に大きさの異なるくぼみが複数あるといった特徴のある鍵です。シリンダーひとつで、配列の組み合わせが1000憶通り以上あると言われているため、複製が困難で防犯性にも優れています。ピッキング被害も防ぐことができます。
モニター付きインターホン
モニター付きインターホンがあれば、訪問者が誰なのかを事前に確認してからドアを開けることができます。玄関に出て応対する必要がないため、子どもがひとりで留守番をしている家庭でも安心です。留守にしがちな家庭の場合は、録画機能が付いているものを設置しておけば、日中に誰が訪問したのかを後から確認することができます。機種によっては、玄関で異常を感知したときに警告音を鳴らすものや非常ボタン付きのものもあり、防犯性の観点でもうれしい機能です。
採風ドア
ドアを閉めているときでも室内に風を取り込むことができる採風ドアを設置すれば、玄関の風通しを良くすることができます。従来は防犯上の問題から玄関ドアは締め切っているのが一般的でしたが、採風ドアを設置することで施錠をしたまま室内に新鮮な空気を取り入れることが可能です。採風ドアには網戸がついているため、虫などの侵入を防ぐこともできます。
宅配ボックス
不在でも再配達依頼をせずに荷物を受け取ることが可能です。
不在の場合に限らず、在宅していても宅配業者のインターホンに対応できない場合、子どもが1人で留守番をしている場合でも荷物を受け取ることができます。宅配ボックスは、宅配便を装った不審者対策としても効果的です。スマートフォンと連携させれば、複数の荷物を受け取ることもできます。
ポストと宅配ボックスが一体型になったものや後付けできるタイプなど、さまざまなタイプがありますので、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
この機会に最新の設備を取り入れてみるのは、いかがでしょうか。